専業主婦の方が借り入れを行う場合の気になるポイント

専業主婦の方が借り入れを行う場合の気になるポイントを紹介

 

先の、総量規制の項目でも述べた通りですが、専業主婦など、収入のない方の場合は消費者金融のキャッシングサービスを受ける事が原則できません。法令による総量規制の対象外であり、その影響を受けない銀行カードローンを選択する事が無難と言えます。

 

とは言っても、専業主婦の方々全てがその銀行カードローンを必ず利用できるかというと、そうではないのです。そもそも銀行の場合は、消費者金融と異なり、明確な貸付の基準がないので、銀行の取り決めにもよって専業主婦への貸付の可否を決めているのが現状です。もし申し込む時は、銀行によって大きな差があるので、銀行毎の貸付の条件等よく確認をしてから厳選することをすすめます。

 

銀行カードローンの場合、原則として勤務先への在籍確認が行われます。専業主婦の場合、働いていないのでそれを行う事ができません。しかしながら、専業主婦ならではのこうした状況を考慮していただける場合が多いので、できる限り配偶者の勤務先や年収がわかるものを用意し提出すれば、配偶者の勤務先へ連絡が入るという事も少ないです。

 

ただ、借り入れをするに当たって、配偶者も含めて家族に知られたくないと考える方が多いでしょう。家族に知られてしまう可能性があるアイテムとして、借り入れに関する契約書類一式の入った郵送物や、ローンカードが最も挙げられます。封筒に記載されている事業者のブランド・ロゴなどから発覚してしまう場合も考えられます。こうした状況を避けたい場合、そのような配慮をしてくれるかどうか、事前に確認されると良いでしょう。一番良いとすれば、郵送物を省略した形で手続きができる銀行カードローンを選ぶ事が無難です。

 

その方法の一つとして挙げられるのが、銀行によって設置されているローン契約機で手続きをする事です。銀行にもよりますが、一見何をする部屋かわからないような小部屋を見かけた事がある方が多いと思います。その部屋の中にテレビ窓口が設置されているのです。

 

そうした機械で手続きをする事になるのですが、ここで必ず公的な本人確認書類として、運転免許証を持参しなければなりません。ない場合は書類不備として扱われ、その場で契約完了する事ができず、ローンカードが後日郵送される事になり、家族に発覚する可能性があります。また、住所を変更されている方は、必ず免許証に最新の住所を変更させておきましょう。この場合も、免許証に他の住所で記載されたままだと、記載事項の不備として扱われる事もあり、ローンカードの後日郵送につながってしまいます。手続きのために銀行へ行く前に、持参していくものの確認をしっかり行う事が肝心でしょう。

 

銀行によっては、カードローンの作成にあたり、当該口座を開設していない場合、新規での口座開設を求められる場合もあります。もちろんカードローン用とは別々なので、取扱いを間違えないように注意しなければなりません。逆に、すでに口座を開設されていて、当該キャッシュカードも所持されている場合、そのカードにローン機能を付加させて利用ができる事もあるので、併せて確認してみてください。